Report 2015〜軽井沢ミーティング2015 レポート〜

直前にNDが発売となり、軽井沢までに納車が間に合うのか、が単一車種の毎年恒例のイベントとしては、世界最大の「ロードスター軽井沢ミーティング」は、今年で23回目。
主催は軽井沢ミーティング実行委員会。関東圏のクラブ他有志18名が、毎年1月末頃から当日迄の間に4回の打合せに参加し、当日に向けての準備をしています。委員会では軽井沢ミーティングの規模を大きくすることを目指してきたわけではありません。開催についての告知宣伝は、本誌とホームページ、2012年から瓦井前委員長が始めたfacebook以外ではほとんどしていません。当日のボランティアも含め、参加者といっしょに自分たちも楽しむ場を作り続けること、それが唯一の目的です。その目的のために改善を重ねてきたことが、参加者の増加につながって来たのでしょう。
今年も1月25日から委員会打ち合わせが始まりました。NDが6月頃発売ということで前倒しになればNDでの参加もあるかも、ということはまた参加者が増えるかも、という予想も。とはいえ、委員たちは「臨機応変で」と静かな笑顔(笑)。人数よりも気になるのは天気だったり。今年からの変更は、昨年までの第1駐車場のみの駐車券発行から、第2駐車場にも駐車券を発行するというもの。当日参加者が有料駐車場から溢れ、予想していた数を大きく超え、昼食完売&チケット不足という状況になった反省をふまえ、事前申込者にのみ参加費入金先着順で駐車券を出しつつ、昼食数を把握するため、当日参加者には昼食を用意しない、という手法を取りました。さて結果は?

●晴天祈願のお祓い〜事前申込関係
2012年から3年連続で大きなご利益(りやく)があった晴天祈願のお祓いは、もちろん2015年も継続しました。4月12日(日)現地での打ち合わせ後、「熊野皇大神社」へ。お祓い当日の天候は2012年以降、霧雨低温、雪、そして樹氷…お祓い当日が悪天候→ミーティングが晴れる、という定理?法則?ができつつありましたが、今年は普通に晴れ…チョッと心配なので境内の残雪をほぐして皆でかぶって来ました(笑)。
4月28日火曜、RCOJメンバーには会報vol.76に案内参加申込用紙を同封して発送。4月29日(祭・水)の25時過ぎに公式ホームページでの参加申込開始。以降、入金初日の申込台数とか駐車券の埋まり方とかの顛末はRCOJ会報vol.77掲載の事務局日記を参照ください。5月14日15時に事前申込を締め切り、専用口座は解約、19〜20日の2日間で封入発送。24日には委員会最終打ち合わせで参加申込状況を報告しました。
5月24日の委員会最終打合せ時点での事前参加申込状況
●5月30日(土)
コマ図:20台39名(2014:20台、2013:13台25名、2012:16台33名)
前夜祭:207名+子供1(2014:190名+子供6、2012:173名+子供4)
宿泊:229名(2014:222名、2012:195名)

●5月31日(日)
ミーティング事前参加申込:1757名(2014:1550名、2013:1271名)
ペダルカー:14名(2014:13名)
SHOP出店:25店舗(2014:25店舗)
ボランティアスタッフ(委員含む)99名(2014:97名)
ボランティア車両 82台
第1駐車場駐車券発行数:600枚
第2駐車場駐車券発行数:500枚
+事前申込したけれど有料駐車場の車両が70台くらい

日曜の事前参加申込数は前年比13%増でした。実は、納車が間に合うかどうかわからないまま、4/末からの参加申込書の型式選択肢にはNDも用意しました(笑)。実際にNDで事前参加申込した台数は37台でした。納車が間に合わなかったら参加できない、とか、NAで参加する、とか、事情も様々。委員会的には、NDで参加する人、それを見に来る人も含め、当日参加(参考:2014:460名、2013:397名、2012:399名)もまた増えることを予想し、当日券のセット450名分+αを作成。チケットがなくなって入場をお断りしてしまった2014年の反省も込めて、別途当日券予備は100枚以上準備しました。
軽井沢はスタッフも楽しみます。
主催者は、軽井沢ミーティング実行委員会という有志組織です。毎年お伝えしてますが、RCOJの主催ではありません。問い合わせや参加申込の窓口をフルタイムで運営するために、便宜上、RCOJ事務局が委員会からその業務を受託しています。
実行委員は、各々が担当業務のリーダーとなり、当日はそれぞれの委員の仲間や一般参加者のボランティアスタッフの協力を得ます。こういったスタッフによって軽井沢ミーティングが運営されているのです。
何度もお伝えしてきましたが、軽井沢ミーティングでは、実行委員も含めすべてのスタッフが一般参加者と同じ参加費を払ってます。もちろん委員やスタッフに人件費が払われることは一切ありません。日曜早朝の駐車誘導ボランティアには、朝食としておにぎり2個とお茶と、ボランティア缶バッヂが配られます。仕事で来ているわけではないからこそ、委員もスタッフも一般参加者と同じように楽しめるのです。一般参加者より早起きしてちょっとだけ疲れるスタッフのモチベーションの源&報酬は、参加者からの「楽しかったです。」「お疲れさま。」というひと声と笑顔、そしてミーティングを一緒に創っているという自負です。
軽井沢2015実行委員会 50音順 カッコ内は主担当
9605133 大川恵一(1P場内誘導駐車)、0510010 大古哲生(1P場内誘導駐車、ボランティア監督)、0005027 岡田直紀(1P場内誘導駐車、ペダルカー)、9706004 加藤 誠(コマ図、2P入口誘導)、9604001 瓦井俊悟(SHOP対応、全体統括)、9604284 小池清隆(コマ図、2P入口誘導、本部救急)、0507007 小林理沙(SHOP対応)、9612025 古山英洋(会場レイアウト全般、日曜第2ゲート受付)、0804007 佐藤陽介(1P入口路上碓氷峠側)、9704012 新藤日出雄(本部業務)、9606031 杉木敏治(2P入口)、1004010 高木亮佑(1P入口路上プリンス通り側)、9605117 高橋優一(会場レイアウト全般、日曜第1ゲート受付)、0404007 中嶋幸夫(2P入口)、9605008 浜島秀和(司会)、事務局 水落正典(事務局・進行全体)、9605054 吉田雅彦(司会サブ、本部)
2015運営協力スタッフ(敬称略順不同)
実行委員のもとで業務分担しつつ、全員が他の業務にも協力します。日曜当日の駐車誘導ボランティアスタッフにも支えられて、軽井沢ミーティングが成り立っています。2011年から新たに「ボランティア缶バッヂ」を製作配布しています。これは、ボランティアの皆さんへの感謝の気持ちと、本人が誇りに思えるような参加証として作っています。ボランティアとして参加するたびに勲章のように胸や帽子に増えて行くよう、毎年デザインを変えて製作しています。
※コマ図:栗原芳基、小池つる子
※ホテルチェックイン:山崎一行、田島孝彦、及川弘秋、久我敏徳、山田昭典、川本裕之、神子島信嘉、村井一彦、山本好昭、真鍋靖、市川信裕、岩上英資
※ウェルカムパーティ:後藤恭行、片桐美鈴、佐々木辰雄
※日曜場内PA:西原喜美雄
※本部対応:川上善己、中村守康、高原浩一
※ペダルカー:完田浩、完田崇子、村山三郎
※日曜受付:青木克一、野口正貴、野口茜、浅原義敬、浅原恵美、堤一貴、鈴木広信、永山直人、村井尚大、益子正次、吉沢剛、平野正幸、横沢慎一、町田光恵
※駐車誘導:天沼重明、飯島利彦、金井広行、佐々木理浩、正田哲雄、瀬下亨一、中沢茂、中曽根英雄、平井誉、水出明男、水村哲、森下康憲、山口泰史、横堀知明、山崎浩之、山崎萌絵、倉林洋佑、外山博章、真庭伸明、鹿野博文、伊藤正喜、内川慎一、竹野谷培文、石橋直樹、高田光隆、柄木田靖、塚越篤、小此木彪希、伊藤衣美、加藤巧、熊倉真顕、松内四樹、岩田靖史、堀越節司、片居木康成、村上智美、村上晋、伊藤雅人、手塚正臣、佐藤一洋、羽田野英介、太田寿一郎、小林耕史、小林歩未、須永勝之、秋元秀行、菊地太郎、菊地文子、長谷川浪次郎、雫石將太、齋藤誠、吉田茂人、疋野繁、田端治江、奈良輪康弘、奈良輪純菜、藤田宗弘、藤田絵梨佳、松木信頼、吉野伸好、岸本由豆流、藤原悠、石井秀夫
その他、当日手伝ってくれたボランティアスタッフの方々
他の参加者の楽しみのために動くことも楽しんでくれました。おつかれさまでした&ありがとうございました。
5月30日(土) 晴れ
●会場準備
9時前からダスキンレントオール高崎ステーションさんのトラック5〜6台が入り、テントおろし〜設営が進みます。今年のテントも大小3種類40張り。最初に委員長&クラブpeaのスタッフが、メインステージテントの位置決め、その後は他のテントの位置決めのガムテープ貼り作業をすすめます。 今年のステージテントには、5/20に発売=納車開始となった新型を展示。事前のマツダとの打合せで、昨年のようなお金はかけないことにして、ステージテントもひとつ減らし、背景には2014年の各地ミーティングに回ったオフィシャルテントの横幕を流用。展示車の下にだけ、黒カーペットを準備しました。ユーザー主催のミーティングには、このくらいがしっくり来ます(笑)。
コマ図入賞車専用枠の隣には中山CDが自走の愛車NDで参加する枠も用意。「中山(ハート)」をガムテープで(笑)。楽しみながらの準備です。さて日曜は一体何台のNDが参加するのかね?とスタッフでも話題に。ネット予約してディーラーでの契約開始初日4月4日に契約して軽井沢にも申込したメンバーたちからは、日々事務局に、軽井沢に間に合うのかどうか、なかなかわからない、と、やきもき感たっぷりのメールや電話が来てました。この日(5月30日)納車になって今から軽井沢に向かいます、という電話があったり。結局、彼らのほとんどが間に合ってNDで参加できていた模様。よかったです。
前年、新幹線で日曜朝に軽井沢に来たマツダスタッフが、車内の乗客が会場のロードスターたちを見て「あれなに?すごい。」と言っていたのを聞き、何やってるかわかるように横断幕を掲示しよう、と提案。今年は1.2m×10mの幕2枚を作って掲示しました。木や草をひっぱったりして、視認性を上げつつの設営作業も楽しみました。
10時頃からは駐車場担当の委員が誘導のパイロンの設営。例年午後2時頃から作業している第2西駐車場はアウトレットのお客さんのクルマがたくさんいて設営(仕切り)できず翌朝作業に。こういった想定外のあれこれにも、毎年積み重ねてきたノウハウを活かして、すぐに善後策が決まっていきます。素晴らしい。翌日も楽しみです。


●コマ図ラリー
恒例のコマ図ラリー。主担当小池さんのレポートです。

2015年の軽井沢ミーティングでの「第20回コマ地図ラリー」にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
【コマ地図ラリーは、略図が書かれたコマ地図を、1番から順にその内容に従って走り、途中に設けられた設問の解答を見つけ(考え)て雑学を学びながらゴールまでたどり着く、というドライブ&クイズゲーム。速さではなく、正確さを競うものです。】
今年も旧碓氷峠にあります熊野皇大神社に晴天を祈願したおかげの好天の下、新緑に囲まれたワインディングロードを中心に走って頂き、参加された多くの方々から“楽しかったですよ〜”とのコメントを頂けました。
今回は20回目。その記念という訳ではありませんが、ワインディングロードが大好きな参加者各位の為に、約120kmの全行程のうち、合計約80kmがワインディングロードというコースにしました。所要時間は、4カ所のクイズの解答探し時間を含めて、4時間〜4時間半と見込みました。その中には、約70kmの間に信号機が無く、湖畔や緑の中でほとんどがワインディングロード、という区間もありました。参加された皆様は、好天と相まって十分楽しまれていました。更に、後日、参加者の好評と70km信号が無いルートという情報を聞きつけて、コマ地図とルート全体図が欲しいという方もいらっしゃいました。
2015年のコース/設問作成のポイントは以下の通りです。見晴らしは良くありませんが、湖畔、山間部及び峠のワインディングを中心にルート設定/設問作成しました。
道の駅ふじおか(スタート地点)→藤岡歴史館→道の駅おにし→下久保ダム→瀬林の漣痕(恐竜の足跡)(上野村)→南牧村→下仁田→本宿→和美峠→軽井沢プリンススキー場駐車場(ゴール地点)。(総走行距離:約120km、コマ地図数:42)
  • 下久保ダムの手前から南牧村までの区間と和美峠の区間は、ほとんどワインディングロードで合計約80kmあります。
  • 下久保ダム手前2kmあたりから下仁田までの約70kmの区間は、信号機が1基も無く交通量もかなり少ないです。(歩行者用押しボタン式信号機1基を除く)。上記【1】項と相まって、かなり楽しいコースになりました。
  • 藤岡歴史館では、6世紀頃の竪穴式住居について学んで頂きました。
  • 道の駅おにしでは、紀元前2000年頃の縄文時代の竪穴式住居跡を見学して頂きました。
  • 下久保ダムでは、日本一長く、国内に2つしかないL字型の堤頂部を走って頂き、史料館で下久保ダムについて学んで頂きました。
  • 瀬林の漣痕では、中生代(約1億年前)の海辺で水深の浅い「流れのあと」が砂浜に残って化石となった「漣痕」が、その後の地殻変動で崖になった所を見学して頂きました。この漣痕には、その当時の恐竜の足跡も残されています。
さて、2015年は24台のご参加を頂きました(Max50台ですのでまだまだ余裕があります)。24台の内訳は、初参加が8台、2回目以上が16台(最多は15回目)と、今年は初参加が多かったです。車種別に見ると、NA:11台、NB:9台、NC:3台、ND:1台です。早速、NDが参加してくれました。
また、当日申し込みが2組いらっしゃいました。事前申し込みしていなくても、当日の朝に“都合がついたから参加”でOKです。大歓迎いたします。なお、今回は1名(ドライバのみ)参加が2台いらっしゃいました。せっかく受付まで来られたのでご参加頂きましたが、コマ地図を見ながら走るのは事故のもとですので、是非、ナビの方とご一緒にご参加ください。
次に、今年の上位入賞者は以下の通りです。(敬称略)受賞された皆様、おめでとうございました。
順位ドライバーナビゲーター得点
優勝3岩上英資及川弘秋98
準優勝9栗原義夫三井千晶88
3位8杉崎行子杉崎六雄88
今回優勝された岩上さん及川さん組、は昨年の3位から、準優勝の栗原さん親子組は昨年の8位からのジャンプアップです。一方、3位の杉崎さんご夫妻組は、残念ながら昨年の準優勝から1つ下がってしまいました。上位に入られるチームは、傾向と対策をいろいろと講じられているようです。今年も上位3チームには日曜日の会場の特等席(本部テント前の広場に面した第1列目)に3台並べて駐車できる特典をご用意していましたが、初めて3台揃って並んで頂き、会場で皆様にご紹介することができました。改めて、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
さて、2016年のコマ地図ラリーのスタート地点は「軽井沢ミーティング会場」に戻します。もちろん、いつもの通りオープン走行が気持ちよく景色が楽しめ更に初めての方でも楽しめる、という欲張って趣向を凝らしたルートに、雑学として学んで頂きたい内容をクイズにしたいと思います。また、日曜日の会場に上位3チームの特等席もご用意する予定です。
来年も、真剣に日曜日の特等席を目指すも良し、逆に、順位には拘らず気軽にツーリング気分で参加されるも良し、常連の方々は勿論、初めての方々など多数のご参加をお待ちしております。
9604284 小池清隆(63、群馬) 軽井沢ミーティング実行委員 コマ地図ラリー担当

毎年、軽井沢近郊の新たなルートを見つけ出して設定するコマ図のコースは、素晴らしいドライブコースでもあります。2015年のコース図、コマ図はこちら
2015年優勝の岩上さんも「せっかく軽井沢まで来て、素晴らしいコースを走らないのはもったいない。もっと皆さん参加しましょう」と呼びかけてます。


●チェックイン
プリンスホテルウエストフロント前の特設デスクでの宿泊者のチェックイン(15:30〜17:00)は、実行委員9809022川本さんとクラブOver40'sの面々が担当。毎年、参加者を迎えます。1年ぶり、久しぶりの顔たちを笑顔にする場でもあります。


●新型プレゼンテーション
昨年9月の舞浜以降今年の3月まで、各地で開催してきた「Long Live the Roadster.」。特に今年は少人数のファンに対して、山本主査、中山CD、他スタッフが開発の狙いをじっくり伝えてきました。5月20日の発売後の最初のプレゼンテーションを、前夜祭参加者のオプションとして前夜祭と同じ会場を使って17時から開催。1時間の予定でしたが、もう隠す事は何も無い(笑)と山本主査がたくさんじっくりお話。委員の間で「このままじゃ時間迄に終わらないぞ」「巻き入れてもらおう」と相談して、会場後ろから巻きサイン(笑)。後半はちょっと急ぎましたが、100名くらいの参加者も満足してくれたよう。


●パーティ〜コテージ
パーティの参加数は207名。19時5分前の入場は委員がお出迎え。今年も司会は0109012後藤さん、9806018片桐美鈴さん、0304002佐々木さん。音響は毎年京都から来てくれてる0708005西原くん。日曜の会場ももちろん担当。今年は三次50周年も担当してくれます。開会宣言後、実行委員紹介、高橋委員長の挨拶、川本さんの乾杯、そしてマツダスタッフ20数名の紹介と山本主査のあいさつ、1010010貴島さんと9605150福田さんもご紹介、そして9604284小池さん夫妻によるコマ図ラリー表彰と進行していきます。貴島さんからは「山本くん、おめでとう」の第一声。「主査をやったもんどうしにしかわからん苦労がある」という言葉に、なんだか感動しました。その後、山本さんが貴島さんの席にでかけて談笑。このシーンも感動的でした。
福田さん(9605156)からは昨年選ばれた岩上さん、加藤くん、大川くん、内田さん、岩崎さん、岡田くんらに愛車との絵を贈呈。大事にしましょう。今年も奥様恵子さんとの共同作業でタペストリー、クッションなどたくさん作ってもってきてくれました。いつも、ほんとにありがとうございます。盛り上がりを見せたパーティは21時ちょっと過ぎに終了。各コテージではここからまた盛り上がり。今年も聞いたところでは2時ちょっと前あたりが平均の就寝時間。マツダスタッフの中にも一部飲み過ぎて翌日ダメダメだった人がいたとかいないとか…ま、軽井沢の楽しみ方は人それぞれ(笑)。
5月31日(日) 今年もピーカン 晴れ!
朝6時前、晴れ。福島の知人が栽培しているハウスきゅうり250本をプリンスの冷蔵庫から出してもらいビアンテに積んで会場へ。2011年から購入者と募金者に配付し続けて5年目。もう止められないですね、これからもずっと(笑)。まずは早朝キャリアカーでやってきたND3台を誘導。赤はステージテント内に。セラミックとホワイトは、前日からちょっと出店準備を始めていたRCOJテントの裏で待機。マツダスタッフが磨きます。ビアンテから商品を下ろしつつ、今年はやや気分的にはのんびりと空を見上げたりしながら…晴れはいいねえ、やっぱり。
ボランティアの皆さんが続々入場、既にそこには広島から自走参加した0511012若狭さんのNDも。さっそく皆に囲まれてました。7時にはボランティアスタッフが集合。今年は実行委員を除いて約80名。事前に送ったボランティア缶バッヂが、今年もかっこいいです。実行委員の大古くんが事前に各担当からの要望を聞いて作ったリストで、それぞれ担当場所が判明。第2駐車場は専任化している地元のクラブ、ヴェローチェコンパーニョさんとN-Bro'sさんに毎年お願いしてます。ありがとう。それぞれの場所のリーダーとなっている委員から業務内容の説明を聞き、おにぎりで朝食。ボランティアの唯一のモノの報酬です(笑)。
7時から7時30分はショップさんが入場。その時間帯に、中山CDのNDも入場。前日、ガムテープで名前が書かれているので、間違えずに指定枠に駐車しさっそく磨いてました。ショップさんは今年も25店舗。そのほとんどが小さなお店で、ほんとにロードスターが好きでやってるところばかり。だからこそ長く続けてこれたのだと思います。できるだけ参加者のクルマの駐車スペースを取るために限られた出店スペースしかなく、出店実績を重視してショップさんを決定しているため、ここ数年は固定化。今年も出店できなかったショップさんは9件ありました。
8時の開場が近づき、トランシーバーから「5分前で〜す」の声。8時ジャストの開場からちょっと混んだのは15分のみで、ほとんど渋滞することもなく、数分間、まったくクルマが来ない時間帯もあったり(笑)。駐車券が無いクルマと当日参加のクルマは、直接有料駐車場に。最終的には、有料駐車場にも150台を超えるロードスターが入り、その中にはNDも。第1が600枚、第2が500枚の駐車券システムもほぼ問題無く進行し、無事9時半のゲートクローズを迎えます。その時間のゲートに初めて行って見ましたが、ゲートクローズと同時にそこにいた数十名のスタッフから「お疲れ〜」の拍手が湧き、その一体感に感動させていただきました。今年もボランティアスタッフの方々、ありがとうございました。後日、ゲート担当による半券仕分けで、第1駐車場は22台(昨年28台)、第2駐車場は38台が来場しなかったようです。2分遅れて入れず、有料駐車場に止めたOくん(名誉のため仮名)他、数台の寝坊があったようです。せっかくゲットした駐車券がもったいない(苦笑)。
RCOJテントと本部他、バタバタしてる間に、あっというまに開会式。10時から9605008浜島くんの司会、9605054吉田さんがサブ司会でスタート。委員長のあいさつ、マツダゲスト紹介、注意事項などなど。近年、力を入れているクレデンシャルケースの装着率は今年もまたアップしてました。皆さんの協力に感謝です。
開会式終了と共に、ショッピングストリートを開場。入場規制のロープは、スタッフがいないところではちゃんと参加者が外してくれたり(笑)。みんなマナーがいいです。ショップさんから提供いただいたおすすめの一品はチャリティオークションで定価に近い金額で落札されて寄付金の一助になってます。軽井沢はショップさんにも支えられてます。
メインスペースのメインイベント?はおなじみペダルカーレース。委員の岡田くんとクラブNACが運営してくれてます。いつもの光景なのだけれど、着実に子供は育っていて、5歳迄の規定があるので、今年から出れなくなった、という子も。一方まだ1歳で無理矢理?乗せられて写真だけ撮られてる子も。これから4年は出てね。入賞してメダルをもらって誇らしい笑顔、いいです、親も。
そして、メインスペースが空いたところで、ND2台が走って登場、駐車。参加者が触ったり乗ったりしつつ、トークショー第一部。いろいろこだわりのあれこれを開発陣から。一旦お昼休み。お昼の合間の集合写真はメインスペースで。メディアもたくさん来ていて、脚立の上から何度も交替で撮影。たくさんの笑顔がたくさんのメディアに載った模様。
RCOJスペースのテントのひとつはきゅうり配付専用。お買い上げか、200円以上の募金できゅうりを配布。今年も人気の味噌に加えマヨネーズと塩も用意して味付けは自由にモディファイ?プリンスホテルが冷蔵してくれていたおかげで、冷やしキュウリになっていて、暑いくらいの会場で好評でした。来年もお楽しみに。
メインテントの販売は、いつもお世話になってます、9806018片桐美鈴さんと岸田順子さんを中心に他のメンバーもサポート。今年の目玉は昨年8月から発売された広島アンデルセンとマツダのコラボによるロードスター25周年クッキー缶。25thは終了したけれど6月まで契約で継続生産中とのことで、30個を仕入れ完売!(その後8月迄契約延長となり、事務局でも最終通販)もうひとつは「人馬一体」湯呑み(笑)。これも500円という価格もあってかおみやげ、記念にと50個完売。2週間後のオアシスでも50個完売し在庫ゼロになってます。すいません。天気が良いと、Tシャツもたくさん売れてありがたし。来訪メンバーの記念撮影は今年も9806017片桐博也さんにお願い。今年もほんとにありがとうございました。たくさんのメンバーとも話しました。でも、本部に呼ばれたりして話が途中になったりした方々、すいません、またどこかでゆっくりお話したいですね。

午後の部は、貴島さんと福田さんのNDインプレッションから。福田さんは秀逸なデザイン130点!、貴島さんも100点という評価でした。おふたりとも毎年楽しんでいただいてます。ありがとうございます。
そしてマツダゲストのトーク2部。質疑応答では、初代NAの部品供給への要望なども。初代があったからこその今でもあるわけで、ユーザーもメーカーも初代を大事にしていくスタンスは同じだと思います。これからまたNDで10年?その後も一緒に楽しんでいきたいですね。

2015年の軽井沢は、事前申込に当日参加の413名を加え、参加者数は2170名(過去の最多記録は2014年の2027名)。実際に集ったロードスター(前委員長及びボランティアスタッフの手カウント)は1323台(昨年は1283台)。内訳は、NA:618台 NB:358 NC:303、そしてND:44でした。NAは47%で、変わらず最多勢力。今後、各地のミーティングで、NDがどういう勢いで増えていくのか…楽しみです。
抽選会のあと、閉会式は、委員長(友人の結婚式で途中退出)代理古山くんのあいさつで締め。今年も、たくさんの笑顔に逢えました。新しい笑顔にも逢えました。出口で見送るスタッフと「ありがとうございました!」「気をつけて」と挨拶をかわす日焼けした顔たちが嬉しかったりします。まだまだ夏から秋、各地のミーティングでも会いましょう。見送り一段落後、実行委員でNDを囲んで記念撮影。最後にもう一度いい笑顔たち。
2016年の軽井沢は、5月28〜29日に決定済みです。また軽井沢で笑顔。逢える。

委員会では6月に反省会を実施。昨年ちょっと議題にした極端な違法改造車は、公式サイトに書いた「軽井沢ミーティングは、参加者を信じます。」のおかげもあってか、入場お断りや退出指示も無く、めでたしめでたし。また来年以降も同様のスタンスで続けていくことを確認。晴天祈願を4年連続で成就させてくれた<熊野皇大神社>へのお礼参りにも行きました。実行委員の川本さんの数日前に納車されたNDも参加。神社前のお茶屋さんの駐車場にはNA、NB、NC、NDが揃いました。いい景色です。お礼参りは4年連続で好天。2016年も晴天祈願のお祓いに行きますよ。

2016年の変更は、これまで有償で借用し占有してきた有料駐車場の一画の確保ができなくなるため、第1駐車場600台はそのままで、第2駐車場駐車券を300台分に減らします。あとは2015年同様。駐車券に間に合わなかった方は事前申込をしていても有料駐車場での駐車になります。当日参加の方ももちろん有料駐車場での駐車となり、事前申込と参加費は同じですが昼食は用意できません。駐車券はトータル900枚のみになるわけで2016年も争奪戦?に拍車がかかりそうです。
2016年の軽井沢は、5月28〜29日です。また軽井沢で「笑顔。逢える。」
2015参加者アンケート(回答総数1110名)の結果を一部紹介
○初参加の割合:27%(昨年30%、一昨年28%)
○10回以上参加の割合:15.5%
○1人で参加した方:21.5%(昨年24%)
○感想、意見 フリーアンサーの1〜5位
 1. 毎年楽しみ、来年も来る、長く続けて。:243名
 2. 楽しかった。最高!!:203名
 3. たくさんのロードスター。圧巻。感動した。:116名
 4. スタッフ、ボラありがとう:113名
 5. NDが多くてびっくりした。新しい仲間が増えた。:76名
 その他、こんな人たちも。
  「ND欲しくなった。買おうか悩む。」:99名
  「ND買うぞ!」:19名
  「RHT作って」:12名
  「限定車楽しみ」:10名
お楽しみはまだまだこれから。